皆さん、こんにちは。

ゼネラルマネージャーの江藤です。ゴールデンウィークはどのようにすごされましたか?
私は日ごろ中々できていなかった、子供とのふれ合いに勤しみつつ、溜まっている書類作成作業と戦っておりました(笑)

 

さて、阿蘇郡西原村にて昨年秋より進めてまいりました、〔西原の家新築プロジェクト〕。無事竣工いたしました。

本工事に関して、近隣の皆様はもちろんのこと、土地や水道に関して取次ぎをしていた、坂本様には大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!!!

 

さて、今回も工事写真を使って現場を振り返りながら、現場のご案内をさせていただきます。

 

 

 

工事に先立ち、現場では安全祈願祭(地鎮祭)が厳かに執り行われました。お施主様も参加され、工事の安全と参加された方のご多幸を祈りました。
同日には現場地縄確認も行われ、土地の中にどのように建物が建てられるのか?を確認しました。

 

 

建物基礎工事を開始する前に、敷地の造成工事を行いました。土地には電柱や共同アンテナ柱もあり、移設の話し合いや立木や枝の伐採など、近隣の皆さんと協議する項目も多々・・・。ですが、設計監理の堺先生を中心にプロジェクトは進めました。

 

 

 

今回の建物には軒樋の設定がありませんでした。
これには、当然理由がありまして、土地の周囲は杉林。。。当然、落ち葉は沢山落ちてきます。よって、設計の堺先生のアイディアで、最初から樋を設けず、建物周囲にU型側溝を設置して、雨水を処理することになりました。
工事は当然、当社のスタッフにて行います。日ごろ道路改良工事などで鍛えた腕が光ります♪

 

 

これ、解りますか?
実際の屋根の勾配を再現して、雨水がどのように落ちるか実験しているところです。
雨水って、真下には落ちないんですよ。
実際は10cmほど建物側に引き寄せられるように落ちます。こういった実験を経て、U型側溝は設置しています(笑)。

 

 

 

そして、この敷地で一番の問題が発生しました。
そうなんです、写真の通り、1mクラスの転石がゴロゴロと出てきたんです!!
これには苦労させられました。一個一個が大きいので、重機のブレーカーや削岩機にて破砕して場外搬出しました。

 

 

 

今回の西原の家では、土壌蓄熱暖房方式の〔サーマ・スラブ〕を採用しました!!
これは、べた基礎の下にあらかじめ整地した山砂の上に、サーマパネルを設置して、保護砂をかけて埋め戻すものです。
約1ヶ月かけて、土壌を暖めてその輻射熱にて建物本体まるごと暖めてしまおうという暖房設備です。

寒い阿蘇にはまさにぴったりの設備ですね。しかも、九州電力から使わないシーズンも毎月補助金がでます。
詳しい内容は、下記のアドレスから検索してみてください。

★サーマ・スラブ★

http://www.therma.co.jp/

 

 

 

サーマスラブを配置、配線した後は通常のべた基礎工事を行います。住宅瑕疵担保保険の検査や堺先生による建築基礎検査を受けて、基礎工事はどんどん進んでいきます。当社スタッフも気合が入る時期ですね。

 

 

 

通常の基礎とは違い、今回はサーマ・スラブ暖房設備が導入されています。
よって、基礎の外周部の立ち上がり壁には、断熱材が設置されました。当然、この上部に来る木造建物も、断熱性能が高いものでなくてはなりません。
慎重に一つ一つ確認しながらの作業です。

 

 

 

そしていよいよ上棟です。
今回の工事は、篠原棟梁の指示のもとに行われました。息の合ったコンビネーションで、あっという間に棟上完了です。

 

 

 

今回のプロジェクトでは、シロアリ対策工事として、エコボロンを採用しました。これは、ホウ酸をもとにした防蟻処理剤で、無機質で人体に影響が少なく、そして性能の持続性が長いという特徴があります。当社は今回初めてこれを採用しましたが、非常に作業性もよさそうで次回のプロジェクトでも使えそうですね。

★エコボロン★

http://ecopowder.com/products/shiroari/ecoboronpro/

 

また、今回の木造軸組みでは、構造金物もちょっと工夫しております。
写真の右手はその金物を取り付けている写真ですが、外部からあまり見えずに、柱脚をしっかりと固定できていました。

 

 

 

構造金物が設置されるころ、現場では屋根葺き工事の真っ最中。屋根は通気工法でしたので、二重屋根となっています。
住宅瑕疵担保保険の構造検査もしっかり受けて、無事検査完了。

 

 

 

現場は年末からどんどん仕上げ工事へ突入していきます。内部では設備工事や電気工事の担当者が作業していました。
建築家から与えられた設計図書を見ながら、時には施工側から意見をあげて、よりよい建物を作っていきます。現場もにぎわってきました♪

 

 

 

内部の下地工事の際には、屋根面に現場断熱工事で、アイシネンを吹き付ける作業もありました。高断熱でエコロジー。
まさに、サーマスラブにはうってつけの断熱材です。
屋外では、給排水衛生設備工事や浄化槽設備工事が行われていていました。

 

 

 

内部下地工事が終われば、そこからは仕上げ工事のラストスパート!!
クロス工事や、左官工事、塗装工事とどんどん進んでいきました。

 

 

時には残業することもありましたが、そこは江藤社施工チームのチームプレイ。
他の現場が早くあがることがあれば、手伝いに駆けつけて作業を行いました。特に外構工事は雨続きで日照時間も少ないことから、気がついたら日が暮れていたことも多々・・・。ですが、苦労の分だけいいものを作ろうという意識は高まります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

工事期間が年度末と重なり、非常に職人の手配や材料の手配に苦しんだ、西原の家プロジェクト。

その仕上がった姿を、手前カメラマン江藤(靖明)が撮影した写真にてご覧ください。

(サムネイルをクリックすると拡大されます)

 

 

 

   

南側外観(右手は車庫)、南側正面

 

   

車庫(左)、玄関アプローチ・夜景(右)、玄関ホール(左)、玄関横収納(右)

 

   

洋間、洋間よりリビング、リビング・ダイニング・キッチン(日中)

 

   

リビング・ダイニング・キッチン(夜間)、寝室、リビング勾配天井とエコカラットタイル

 

   

寝室クローゼット(左)、キッチン横収納と勝手口(右)、トイレ、ウッドデッキ

 

 

ウッドデッキ(夜間)、南側正面(夜間)

 

 

 

 

以上となります。

今回の建物は木造平屋建てでしたが、細部にまでこだわった造りで、オーナー様も西原村の季節が移ろいでいく様を堪能しながら、ゆっくりとした時を感じておられるのではないでしょうか?

当社は、モダン建築だけではなく、和風も洋風も対応できます。

ぜひ、住宅のことでお悩みがありましたら、当社スタッフならびに、ASJ登録建築家へお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

・設計監理 : 堺武治建築事務所 堺 武治先生

・施工管理 : ㈱江藤社 江藤 靖明

・工事期間 : 平成25年10月 ~ 平成26年3月

・建物規模 : 木造平屋建て、車庫付

・施工面積 : 190.87㎡(58.9坪)